专利摘要:
本発明の両輪移動体は、本体の一側に固定される固定軸と、一端が前記固定軸に回動可能にそれぞれ結合する第1、2のスイングアームと、前記第1のスイングアームの他端に前記固定軸と平行に装着される第1の変動軸と、前記第2のスイングアームの他端に前記固定軸と平行に装着される第2の変動軸と、前記第1の変動軸に回転可能に結合する第1の車輪と、前記第2の変動軸に回転可能に結合する第2の車輪と、弾性力を有し、一端は前記第1のスイングアームに結合し、他端は前記本体に結合する第1の伸縮アームと、弾性力を有し、一端は前記第2のスイングアームに結合し、他端は前記本体に結合する第2の伸縮アームとを備える。
公开号:JP2011511727A
申请号:JP2010528810
申请日:2008-10-10
公开日:2011-04-14
发明作者:ブム クォン,ヨン;シク ジャン,ヒョン
申请人:ブム クォン,ヨン;シク ジャン,ヒョン;
IPC主号:B62K5-04
专利说明:

[0001] 本発明は、重心移動が可能な両輪移動体及びこれを有するオートバイに関する。]
背景技術

[0002] 一般に、オートバイは、前後それぞれ1つの車輪をもって走行する運行手段である。しかし、このような2つの車輪を有するオートバイは、走行中または停止中に重心を取るのが難しく、かなりの練習をして習熟した者のみが運転できる限界がある。]
[0003] このような問題を解決し、より安定した走行のために後輪を2つとする三輪オートバイまたは前後輪がいずれも2つの車輪からなる四輪オートバイが開発されている。]
[0004] 例えば、三輪オートバイの場合、前輪は1つを装着し、後輪は2つを装着するものの、2つの後輪が平行に平行して配置されてオートバイの重さを安定的に支持する。従って、計3つの車輪にオートバイの重さが安定的に分散し、初心者や高齢者も容易に運転できるという長所がある。]
[0005] ところが、このような三輪オートバイや四輪オートバイは、平行して装着された後輪または前輪が傾かない構造を有するので、右左折時に遠心力を相殺させられない問題がある。一般に右左折時には、回転中心の反対方向、即ち外側方向に遠心力が作用する。従って、このような遠心力を克服するために二輪オートバイの場合、回転の中心方向に車体及び搭乗者の体を傾ける。そうすると、車体及び搭乗者の重心が回転の中心方向に移動し、車体及び搭乗者が回転の中心方向に倒れようとする力と遠心力が平衡をなして安定した右左折が可能になる。]
[0006] 一方、三輪オートバイまたは四輪オートバイは、右左折時に車体を傾けられない構造なので、搭乗者が遠心力をそのまま受けるようになる。従って、高速に右左折したり注意しない場合には、搭乗者が遠心力に耐えられずオートバイから墜落する等の事故が発生し怪我をする可能性もある。甚だしくは、オートバイ自体が遠心力に勝てず転覆する事故が発生し得る。]
発明が解決しようとする課題

[0007] 本発明が上記の問題を解決するために、右左折時に車体が傾くことができ、安定した右左折が可能な両輪移動体及び少なくとも1つの両輪移動体を保有して容易に運転でき、かつ安定した右左折が可能なオートバイを提供することである。]
課題を解決するための手段

[0008] 一態様において、前述した課題を解決するための本発明の両輪移動体は、本体の一側に固定される固定軸と、一端が前記固定軸に回動可能にそれぞれ結合する第1、2のスイングアームと、前記第1のスイングアームの他端に前記固定軸と平行に装着される第1の変動軸と、前記第2のスイングアームの他端に前記固定軸と平行に装着される第2の変動軸と、前記第1の変動軸に回転可能に結合する第1の車輪と、前記第2の変動軸に回転可能に結合する第2の車輪と、弾性力を有し、一端は前記第1のスイングアームに結合し、他端は前記本体に結合する第1の伸縮アームと、弾性力を有し、一端は前記第2のスイングアームに結合し、他端は前記本体に結合する第2の伸縮アームとを備える。]
[0009] 本発明の両輪移動体で、前記第1の変動軸には前記第1の車輪を回転駆動する第1のモータがさらに備えられ、前記第2の変動軸には前記第2の車輪を回転駆動する第2のモータがさらに備えられる。これにより動力の損失なく第1、2の車輪を駆動することができる。]
[0010] また、第1、2の車輪を駆動させるために、本発明の両輪移動体には、前記固定軸に備えられて回転動力を発生する回転駆動手段と、前記固定軸と前記第1の変動軸とを連結して前記回転駆動手段の回転力を前記第1の変動軸に伝達する第1の動力伝達手段と、前記固定軸と前記第2の変動軸とを連結して前記回転駆動手段の回転力を前記第2の変動軸に伝達する第2の動力伝達手段とがさらに備えられる。]
[0011] 一方、前述した課題を解決するための本発明に係るオートバイは、人の搭乗が可能な本体と、前記本体の前半部に装着される前輪と、前記本体の後半部に装着される後輪とを備え、前記前輪または後輪のうち、少なくともいずれかは、前述した両輪移動体であることを特徴とする。]
発明の効果

[0012] 本発明によれば、2つの車輪を平行して配置して走行中、停止中の安定性を高めながらも、右左折中に車体が内側に傾くことができる構造によって、安定した右左折が可能な効果がある。]
図面の簡単な説明

[0013] 本発明の一実施例に係る両輪移動体の構造を示す側面図である。
本発明の一実施例に係る両輪移動体の構造を示す平面図である。
本発明の一実施例に係る両輪移動体が右折する場合の状態図である。
本発明の一実施例に係る両輪移動体が左折する場合の状態図である。
本発明の一実施例に係る両輪移動体の構造を示す側面図である。
本発明の一実施例に係る両輪移動体の構造を示す平面図である。]
実施例

[0014] 以下、添付した図面を参照して本発明の具体的な実施例を詳細に説明する。]
[0015] 本発明に係る両輪移動体は、図1〜2に示したように、固定軸20、第1、2のスイングアーム30、40、第1、2の変動軸50、60、第1、2の車輪70、80、第1、2の伸縮アーム90、100を備えて構成される。図1は本実施例に係る両輪移動体の構造を示す側面図で、図2は本実施例に係る両輪移動体の構造を示す平面図である。] 図1 図2
[0016] ここで、固定軸20は、本体10の一側に固定される軸である。本体10は、オートバイなどの本体であり、人または荷物を搭載できる構造を有する。]
[0017] 次に、スイングアーム30、40は、一端が前記固定軸20に回動可能に結合し、この固定軸10に結合した一端を中心にスイングできる構造を有する。本実施例では、このスイングアーム2つが平行して装着され、これをそれぞれ第1、2のスイングアーム30、40とする。第1、2のスイングアーム30、40は、その一端が固定軸20に配置されて平行に配置されるものの、独立的に回動可能な構造を有する。そして、このスイングアームは、図2に示したように一定の長さを有し、その他端に第1、2の変動軸50、60が装着される。] 図2
[0018] 第1、2の変動軸50、60は、それぞれ第1、2のスイングアーム30、40の他端に前記固定軸20と平行に結合する。従って、この変動軸50、60は、図3、4に示したように前記固定軸20と平行な状態を維持しながら、前記スイングアーム30、40のスイングによってその位置が変動する。] 図3
[0019] そして、第1、2の変動軸50、60には、それぞれ第1、2の車輪70、80が回転可能に結合する。従って、この第1、2の車輪70、80は、それぞれ第1、2の変動軸50、60を回転中心として回転する。]
[0020] ここで、第1、2の車輪70、80は、図1、2に示したようにホイール内にモータ110、120が内蔵される構造を有することができる。このようにモータ110、120が内蔵される場合には、モータの回転によって直接第1、2の車輪70、80が回転するので、別途の動力伝達過程が不要である。従って、動力伝達過程で発生するエネルギー損失がないという長所がある。] 図1
[0021] 一方、図5、6に示したように、固定軸20上にモータ110が設けられ、このモータと第1、2の車輪70、80とを連結する動力伝達手段130によってモータ110の動力が第1、2の車輪70、80に伝達される構造を有することができる。] 図5
[0022] 次に、第1の伸縮アーム90は独自に弾性力を有し、伸縮が可能な構造を有する。この第1の伸縮アーム90の一端は図1に示したように第1のスイングアーム30の一側に結合し、他端は本体10に結合する。即ち、この第1の伸縮アーム90が第1のスイングアーム30と本体10との間に取り付けられ、それ自体が有する弾性力を用いて前記第1のスイングアーム30と本体10との間に加えられる衝撃を吸収する。もちろん、本実施例に係る両輪移動体でこの伸縮アームが備えられないこともあるが、伸縮アームが備えられる場合には、この伸縮アームによって衝撃が吸収され、より良質の搭乗感が得られる。] 図1
[0023] 一方、第2の伸縮アーム100も独自に弾性力を有し、一端は前記第2のスイングアーム40に結合し、他端は前記本体10に結合する。]
[0024] 第1、2の伸縮アーム90、100は、それぞれ別途に備えられ、それぞれ第1、2のスイングアーム30、40と本体10との間に加えられる衝撃を吸収する。また、この第1、2の伸縮アーム90、100によって、図3、4に示したように、第1、2の変動軸50、60と本体10との間隔が右左折中に変動して重心の移動が可能になる。このような重心の移動によって右左折中に発生する遠心力を減少させ、安定した右左折が可能になる。] 図3
[0025] 以下では、このような構造の両輪移動体を用いて右左折する場合の走行の安定性を説明する。]
[0026] 一般的な走行をする場合には、両輪移動体の第1、2の車輪70、80が平行な状態、即ち向かい合う状態で走行する(この状態では第1、2の変動軸30、40の延長線が互いに一致する)。しかし、右左折する場合には、図3、4に示したように、第1、2の車輪70、80が第1、2のスイングアーム30、40によってスイングしながら、互いに食い違った状態をなして互いに向かい合わない(この状態では第1、2の変動軸30、40の延長線が互いに一致せず、平行な状態をなす)。] 図3
[0027] 即ち、右折の場合には、図3に示したように、第1の伸縮アーム90が縮小され、第2の伸縮アーム100は拡張されて本体10が右に傾く。従って、本体10と搭乗者の重心が図面上で右側へ移動し、左に加えられる遠心力を相殺させるようになる。] 図3
[0028] 一方、左折の場合には、図4に示したように、第2の伸縮アーム100の長さが縮小され、第1の伸縮アーム90は拡張されて本体10が左に傾く。従って、重心が図面上で左側へ移動し、右に加えられる遠心力を相殺させて安定した右左折を可能にする。] 図4
[0029] 本発明を好適な実施例を参照しながら詳細に説明してきた。しかし、当該技術分野の当業者であれば本発明の原理と思想から逸脱せずにこれら実施例を変更できることを理解するはずである。従って、本発明の真正な技術的範囲は、下記の特許請求の範囲とその均等範囲によって定める。]
[0030] 10:本体、20:固定軸、30:第1のスイングアーム、40:第2のスイングアーム、50:第1の変動軸、60:第2の変動軸、70:第1の車輪、80:第2の車輪、90:第1の伸縮アーム、100:第2の伸縮アーム、110、120:モータ、130:動力伝達手段]
权利要求:

請求項1
本体の一側に固定される固定軸と、一端が前記固定軸に回動可能にそれぞれ結合する第1、2のスイングアームと、前記第1のスイングアームの他端に前記固定軸と平行に装着される第1の変動軸と、前記第2のスイングアームの他端に前記固定軸と平行に装着される第2の変動軸と、前記第1の変動軸に回転可能に結合する第1の車輪と、前記第2の変動軸に回転可能に結合する第2の車輪と、弾性力を有し、一端は前記第1のスイングアームに結合し、他端は前記本体に結合する第1の伸縮アームと、弾性力を有し、一端は前記第2のスイングアームに結合し、他端は前記本体に結合する第2の伸縮アームと、前記第1の車輪を回転駆動させる第1のモータ及び前記第2の車輪を回転駆動させる第2のモータと、を備えることを特徴とする両輪移動体。
請求項2
前記第1のモータは、前記第1の変動軸に備えられ、前記第2のモータは、前記第2の変動軸に備えられることを特徴とする請求項1に記載の両輪移動体。
請求項3
人の搭乗が可能な本体と、前記本体の前半部に装着される前輪と、前記本体の後半部に装着される後輪と、を備え、前記後輪は、請求項1または2に記載された両輪移動体であることを特徴とするオートバイ。
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同族专利:
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引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
2011-04-12| A521| Written amendment|Effective date: 20110411 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
2012-05-31| A977| Report on retrieval|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120531 |
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2012-09-25| A602| Written permission of extension of time|Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20120924 |
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优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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